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現状分析 ホームページ開設率は2社に1社なし?

投資額ゼロ円「節約型」のIT戦略
「資金がない」「人手が足りない」。IT化が進まない理由はあるだろうが、実際は、経営者のパソコンアレルギーが原因のケースも多いのではないか。 結局は経営者が動かなければ、
中小企業のIT化は進展しない。

若い企業ほどIT化に積極的

ほとんどの会社には、パソコンの1、2台はすでに導入されていると思います。最低でもパソコン1台あればネット上で商売をはじめることは可能であるのに、使いこなせていないのです。

専任のシステム管理者を雇い入れる余裕がなく、経営者自らが音頭を取らないとIT化は進まない場合も少なくない。にもかかわらず、経営者がパソコンに不慣れであるというケースも多く見受けられる。

一般に年配者ほどパソコンアレルギーがある傾向が強い。それが自社の発展の妨げになっているのだとすれば、もはや「パソコンはわからない」ではすまされないのではないでしょうか。

さらに、投資目的が不明瞭な企業は明確な企業と比べて、投資に対する売上の伸びが低くなっている。目的がはっきりしないまま投資しても、期待した効果は得られないということです。
 かりにパソコンを自由自在に操れないままでも、IT化を自社にどう取り込むかは、経営判断です。


パソコンに精通した人材を雇ったとしても、彼らに経営のことはわからない。ITを使って何をやるか─。それを決めるためにも、やはり経営者自身がパソコンに触ってみるしかないのです。
 つぎに資金の問題ですが、これはITを使って何をやるかによってもちがってきます。


e ビジネスに取り組もうとするなら、それがB to C(対消費者取引)なのか、B to B(業者間取引)なのか、自社がめざすべき方向性を明確にする必要がありますが、いずれにしてもパソコン1台、ネットに接続する料金さえ払えばはじめられることですので。

ITで変わった会社 変わらない会社

「町の○○屋さん」と呼ばれたような古くからある業種・業態が姿を消している。一方で、そのなかでも大きく飛躍しようとする企業もあります。その境目がITを武器にできたか、できなかったか─といっても過言でないような状況が生まれてきています。


ITのよさは、すべての企業に「平等」ということです。インターネットは地域格差をなくし、商圏の広がりをもたらした。どこにいても、だれでも、同じ情報が瞬時に手に入る。少ない投資で、大手と同じ土俵で商売ができる─。そのメリットは中小企業にこそ生かされるべきもので、意欲のある企業にとってはまさに「魔法の杖」となるのではないでしょうか。

もちろん、IT化しなければ企業として存続できないわけではありません。逆に、IT化したから生き残れるというものでもないでしょう。


ITはあくまでツールで、インフラにすぎない。肝心なのは経営の「中身」であることに変わりはないが、ITには現状を変える力、新たな発展を見込める可能性があるということです。


少なくとも、IT化しないという選択が、今後、自社に不利益をもたらすという事態だけは避けたいものです。

ホームページ開設の薦め

 でに、このページを見ているということはネットに接続出来ている環境のことと思います。


ならば、自社のホームページをまだ開設していない方は検討してみてはいかがでしょうか。

 伝ということで考えるのなら投資額ゼロ円(パソコン購入費・ネット接続料除く)で始められるということです。


これからはホームページをもちいかに自社のカラーを打ち出し、他社と差別化するかが成功のポイントとなるのではないでしょうか。


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